Archive for 2016年11月

Garmin Fenix3J HR vs Suunto Ambit2 HR その2

今回は標高精度の比較です。

横軸は、時間にしてあります。距離だと緯度・経度の誤差で横幅が変わるためです。

縦軸が標高。

青線がGarmin Fenix3J HR

赤線がSuunto Ambit2

スタート時点でそれぞれの標高は校正しておきました。ただしスタートするまでのちょっとした待ち時間中に、3mほどずれたようです。

標高

ほぼ、赤と青の線が重なってます。大きくずれていませんでした。

山頂部でそれぞれの標高を表にします。

測量値(m) Fenix3J(m) 誤差(m) Ambit2(m) 誤差(m)
横岳 2,142 2,140 -2 2,155 +13
白岩岳 2,267 2,265 -2 2,273 +6
東谷ノ頭 2,130 2,140 +10 2,139 +9
釜無山 2,117 2,130 +13 2,126 +9
入笠山 1,955 1,974 +19 1,965 +10

Fenix3Jは、時間経過とともに標高が高めに推移してます。気圧配置が変化している影響か内蔵温度計の精度の問題と思われます。
Ambit2は、全体的に10m前後高めです。

 

累積標高の結果

累積標高(+) 累積標高(-)
Fenix3J(m) +2,406 -1,856
Ambit2(m) +2,430 -1,890
差(m) 24 34

距離と同じく、Ambit2のほうがやや大きな値となりました。

 

次回は、心拍計について考察したいと思います。

Fenix3 Analyzer Version 1.01

2017/1/5 Fenix3 Analyzer Version 1.02が公開されました。

1.GPSマージ保存をすると、後半部分がおかしくなるバグ修正。

2.保存するときのtrkデータのnameタグに日時を用いるが日付をyyyy/mm/dd形式からyyyy-mm-dd形式に変更。

インストーラをダウンロード:Fenix3 Analyzer Version 1.01

インストール方法、使い方は、Fenix3 Analyzer Version 1.0をご覧ください。

Garmin Fenix3J HR vs Suunto Ambit2 HR その1

Garmin Fenix3J HRを先月購入。3年前に購入したSuunto Ambit2 HRと性能比較してみました。

今回は、GPSに関して。

山梨県と長野県の県境を流れている釜無川上流部の林道部分にて。

緑がGarmin Fenix3J HR。赤がSuunto Ambit2 HR。水色はSHARP SH-M03(スマートフォン)。

Fenix3Jは左手、Ambit2は右手に装着。スマートフォンは、ショルダーポケットに底を上にして仕舞っている状態。

3者ともたまに飛んでるのが分かります。

今回一番激しい飛び具合の部分。緑のFenix3J醜い状態でした。赤のAmbit2は安定してます。

 

20161105-3

Ambit2<SH-M03<Fenix3Jの順に乱れが大きくなってます。

今回のケースではAmbit2が谷間などの衛星測位が困難な場所で比較的好成績でした。

以前使用していたスマートフォンSHARP SH-01Fは、Ambit2より優秀でしたので、SH-M03になって性能ダウンです。

20161105-4

最後に比較的見通しの良い林道部分。

Fenix3Jのみ乱れてます。見通しの良い稜線では3者ともほぼ揃っているのですが、Fenix3Jはちょっと条件が悪くなると乱れることがしばしば。

緯度・経度の計測精度は低い機種です。

 

次にGPSログから積算した距離を表にしておきます。GPSのポイント数は間引きして全て同じに揃えてあります。

沿面距離にすると、標高の精度が混ざりますので、標高を考慮しない距離になっています。参考までに沿面距離も載せてあります。
なお、SH-M03の標高は、Fenix3Jの標高データをマージしてあります。

機種 距離(Km) 沿面距離(Km)
Fenix3J 34.186 34.794
Ambit2 32.828 33.437
SH-M03 31.663 32.701

 

●生データ

Fenix3J GPSログ

Ambit2 GPSログ

SH-M03 GPSログ

 

その2では標高の比較を掲載予定です。

サバイバルミラーの軽量化

私は、ソフトコンタクトレンズを常用してますが、過去に2度ほど山行中はずれたことがあり、予備を携行するようにしています。

鏡がないと装用しづらいためステンレス製のサバイバルミラーを兼用していましたが、金属製のため、そこそこの重量があります。

ステンレス製サバイバルミラー

実測26gです。

サバイバルミラーとして使ったことは過去になく、今後もまず無いと思います。コンタクトレンズが外れることも年間1度あるかないかです。わざわざこんな重いものを毎回背負っていくのも無駄ですよね。

そこで、こちら

カットミラー1

ポリカーボネートの樹脂製ミラー。厚みは0.5mmほど。気になる重量は

カットミラー2

50mmx90mmにカットして3g。表面にキズが付きやすいのがデメリットですので、スマートフォンの背面に張って、ケースでカバーすればOK。

カットミラー3

背面のNFC(felica、おサイフケータイ)も影響なく使用可能です。

顔を見ると多少ゆがんでみえすが、コンタクト装用なら問題なし。

23gの軽量化となりました。

光 どこでもミラー 粘着付 鏡 147×195×0.5mm DKM-1419