Archive for the ‘山道具’ Category
サバイバルミラーの軽量化
私は、ソフトコンタクトレンズを常用してますが、過去に2度ほど山行中はずれたことがあり、予備を携行するようにしています。
鏡がないと装用しづらいためステンレス製のサバイバルミラーを兼用していましたが、金属製のため、そこそこの重量があります。
実測26gです。
サバイバルミラーとして使ったことは過去になく、今後もまず無いと思います。コンタクトレンズが外れることも年間1度あるかないかです。わざわざこんな重いものを毎回背負っていくのも無駄ですよね。
そこで、こちら
ポリカーボネートの樹脂製ミラー。厚みは0.5mmほど。気になる重量は
50mmx90mmにカットして3g。表面にキズが付きやすいのがデメリットですので、スマートフォンの背面に張って、ケースでカバーすればOK。
背面のNFC(felica、おサイフケータイ)も影響なく使用可能です。
顔を見ると多少ゆがんでみえすが、コンタクト装用なら問題なし。
23gの軽量化となりました。
シダス カスタムインソール
20年以上スーパーフィートの緑を愛用しており、すでに3回か4回くらい買い換えています。そろそろ次を買わないとならない状況のためオレンジを買ってみました。
具合は良いものの、ロードランの登りで初下ろししたところ、かかとにマメができてしまいました。原因は靴のかかと部分が辺に硬い部分があり、ちょうどかかとに当たったためです。
インソールが悪いわけではありませんでしたが、ロードを走るのにスーパーフィートでは、硬すぎる感じがあり、違うメーカのインソールを検討しました。
スキーブーツにはオーダーメイドのインソールを、ブーツのチューンナップ代含め5万円ほどで作りました。この時インソール部分にはシダス社のものが使われていました。
その後、通勤用の革靴には、ハンドメイドのインソールを3万円程度で作ってもらい、こちらも調子よく愛用してました。
インソールを作ってくれた「でんくらふと」さんは名古屋に移転してしまったため、近場で良さそうなところを探しましたが、見あたりませんでした。
昭島のアウトドアヴィレッジ(アウトドア関連の専門ショップ中心のショッピングモール)にウォーキングフォーエバーがあり、シダス社のHDバキュームでカスタムインソールを作ってくれるとのことで、休日に行ってきました。
持っていった靴は、サロモンのXA PRO 3D 25.5cm。
まずは、現状をヒヤリングして、足裏の形を撮影
コピー機に乗って撮るのです。
画像を左右反転して見やすくしておきます。
左足が24.5cm、右足が24.3cm。
前足部の周囲は、体重を乗せた状態で、左24.5cm、右24.5cm。
体重を乗せてない状態で左22.8cm、右22.9cm。
足の長さと、体重を乗せた状態の前足部の周囲は、通常同じくらいになるとのことで正常。
体重を乗せた状態と乗せない状態の周囲は、1cm程の差が出るのが通常で、鍛えられてない足や、異常のある足では、この差が少ないそうです。
私のように左で1.8cm、右で1.7cmも差がある人は来店以来初めてとのこと。
足の接地状態もほぼ理想的で問題なし。気になる点として親指や小指の外側の印影が薄いとのこと。
これは、日常靴の紐をきちんと締めないで、中で足が動くような状態で過ごしている人によく見られるとのこと。
仕事中は、サンダルなので当てはまります。普段履きの靴も紐は緩めたままです。
足裏や、立位の状態も問題ないため、普通にインソールを成形することとなりました。
料金は、成形費込み15,552円。時間は全部で45分程度でした。
できあがったインソールを履いた感触は、足裏の密着度が良くて、変に当たるところが無い。スーパーフィートに比べて、土踏まずの突き上げが少ないといったところでしょうか。
この日一日ショッピングで履いてましたが、足裏の疲労が少ないというのは感じました。
触った感触は、スーパーフィートがさらっとして表面がちょっと硬い感じ。シダス ランプラスは、湿った指で触るとしっとり感があり、滑りにくい感触。
私は、多汗症で、足もすぐ蒸れてしまいます。ですので、シダスのほうが足裏のジメッと感は強く感じました。
その後、距離20km、累積標高2,000m overの日帰り山行をしてみました。
山行後半、両足とも親指外側に痛みが出て、さらに長距離歩くと、マメになりそうな状況。これは、今までも良くあることです。下りでフォアフットを多用すると痛くすなる部分です。
機会があれば、ロードを走ったときの状況も追加報告してみたいと思います。
左:使い古したスーパーフィート緑。中:スーパーフィートオレンジ。右:シダス ランプラス。
重量は、オリジナルが片足20g。スーパーフィート オレンジが42g。シダス ランプラスが59gでした。
スーパーフィート オレンジのヒールカップ
カスタムインソールのヒールカップ
スーパーフィートを横から
カスタムインソールを横から
スーパーフィートを後ろから
カスタムインソールを後ろから
二つを後ろから
裏側
スーパーフィート オレンジの厚さ。実測約4.8mm
シダス ランプラスの厚さ。実測約5.5mm。カタログ値5mm
HOKA ONEONE マファテ スピードの改造 ~その2~
HOKA ONEONE マファテ スピードの改造でも左足の甲骨があたるので、内側一列全ての鳩目を取ってしまいました。
取り外した鳩目。ペンチと歯の悪くなったニッパーで簡単に取れます。
市販の靴紐に交換して、閉まり具合もいい感じ。
山を走った感じは、35Kmほどのトレイルとロードのミックスでしたが、甲骨のあたりは気にならなくなりました。
ただし、かかとの擦れはあるようで、テーピングでガードしてましたが、終わった後ちょっとヒリヒリした感じ。
サブライトの軽量化
メインに使用しているのは、ペツルNAOです。数時間暗い早朝山行時は、これ一個でサブライトを持たないパターンが多いのですが、3時間以上の暗い早朝山行時や、下山が暗くなることが想定されている場合は、必ずサブライトを持っていきます。
この時のサブライトは、ペツル XP2+coreバッテリでしたが、最近モバイルバッテリのUSB A端子に直差しできるLEDライトを持っていくことがよくあります。
通話、現在地確認、地図などをスマートフォンで全て済ませているため必ず行動時間にあわせた容量のモバイルバッテリを携行しているため、USB直差しLEDライトは、軽量化になります。
マニュアル露出にして、同条件で撮影してあります。
中心部の明るさはXP2のほうが明るいのですが、USB LEDライトのほうが広がりがあります。
1800mAhのモバイルバッテリで4時間以上連続点灯しました。
Amazonで購入「3W LED USBスポットライト」 ¥458です。
HOKA ONEONE マファテ スピードの改造
アッパーの良くないMafate Speedをチューンナップしました。
まずかかと部分の硬いプロテクションを無理やり剥がして、足への当たりを柔らかくしました。
甲の部分が当たる原因は紐の鳩目。ここが甲骨に当たって痛くなるため、タンの上部にスキーブーツ用のパットを張りました。
厚みは5mm。甲高の人は全面に張ってしまうと甲が窮屈になるかもしれませんので、鳩目部分だけとかにすると良いかもしれません。
今週末また歩いて具合を確かめてみたいと思います。