Archive for 2016年10月

Fenix3 Analyzer Version 1.0

2017/1/5 Fenix3 Analyzer Version 1.02が公開されました。

2016/11/14 Fenix3 Analyzer Version 1.01が公開されました。

Fenix3で取得したActivityログは、ガーミンのクラウドGarmin Connectに蓄積されます。各アクティビティの詳細画面よりgpx形式でエクスポートできますが、これがなかなか一筋縄でいきません。

・Garmin Connectがメンテナンス中で利用できない。

・Webブラウザの種類によってアクティビティが表示できない。

Internet Explorer 11はNGのようです。

・gpx形式のエクスポートがエラーになる。

Apache Tomcat/7.0.57 – Error report
HTTP Status 500 –
type Exception report
description The server encountered an internal error that prevented it from fulfilling this request.

そこで、Fenix3J HRのUSBマスストレージ機能で直接生データ(FITファイル)を解析してGPX形式のログを生成するソフトを作成しました。

 

●インストール

Fenix3 Analyzer Version 1.0

ダウンロードした実行形式のファイルを実行するとインストラーが走ります。「次へ」、「はい」などで先に進めると、Fenix3Analyzerアイコンがデスクトップ上にできあがります。

 

●使い方

1.このアイコンを実行すると、Fenix3 Analyzerが起動します。

Fenix3Analyzer1

2.Fenix3J HRの設定-システム-USBモードをMass StorageにしてクレードルをUSBに接続すると、パソコン上USBドライブとして認識されます。

3.Fenix3 Analyzerの参照ボタンで、USBドライブを開きます。

Fenix3Analyzer2

4.しばらく(1分くらい)すると左側のリストボックスにActivityログの一覧が表示されます。(実はFenix3のUSB通信は非常に遅いため、目的のFITファイルをエクスプローラなどでPC上に保存したものを参照ボタンから開いた方が、何十倍も速いです)

5.ログを選択して、解析ボタンをクリックします。

Fenix3Analyzer3

 

6.解析結果が、下段のテキストボックスに表示されます。

Fenix3Analyzer4

7.GPX保存で、GPX形式のログを保存可能です。

 

※ カシミール3Dの汎用1と汎用2に各種項目を割り当てることも可能です。

※ GPX形式以外にCSVデータとして保存することも可能です。

※ GPXマージ保存機能

スマートフォンなどで記録したGPXログファイルの緯度・経度情報とFenix3Analyzerにて解析した標高データなどをマージする機能です。
スマートフォンのGPSは優秀ですが、標高データは不正確なため、Fenix3で取得した気圧高度計データの標高値に書き換えることで精度の高いGPXログを生成することができます。
この場合Fenix3のログ取得間隔を1秒にしておくことで精度が増します。(設定-システム-データ記録)

※ Garmin Connectの各アクティビティ画面の歯車アイコンのメニューにオリジナルをエクスポートというのがあります。zip圧縮されたFITファイルですので、Fenix3 Analyzerにて解析することが可能です。Fenix3本体から既に削除されたアクティビティなどは、この方法でクラウド上からダウンロード可能です。

※ バグ報告、その他機種対応依頼、機能追加などのご連絡は、ヤマレコのプライベートメッセージでお送り下さい。

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/userinfo-138224-prof.html

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