シダス カスタムインソール
20年以上スーパーフィートの緑を愛用しており、すでに3回か4回くらい買い換えています。そろそろ次を買わないとならない状況のためオレンジを買ってみました。
具合は良いものの、ロードランの登りで初下ろししたところ、かかとにマメができてしまいました。原因は靴のかかと部分が辺に硬い部分があり、ちょうどかかとに当たったためです。
インソールが悪いわけではありませんでしたが、ロードを走るのにスーパーフィートでは、硬すぎる感じがあり、違うメーカのインソールを検討しました。
スキーブーツにはオーダーメイドのインソールを、ブーツのチューンナップ代含め5万円ほどで作りました。この時インソール部分にはシダス社のものが使われていました。
その後、通勤用の革靴には、ハンドメイドのインソールを3万円程度で作ってもらい、こちらも調子よく愛用してました。
インソールを作ってくれた「でんくらふと」さんは名古屋に移転してしまったため、近場で良さそうなところを探しましたが、見あたりませんでした。
昭島のアウトドアヴィレッジ(アウトドア関連の専門ショップ中心のショッピングモール)にウォーキングフォーエバーがあり、シダス社のHDバキュームでカスタムインソールを作ってくれるとのことで、休日に行ってきました。
持っていった靴は、サロモンのXA PRO 3D 25.5cm。
まずは、現状をヒヤリングして、足裏の形を撮影
コピー機に乗って撮るのです。
画像を左右反転して見やすくしておきます。
左足が24.5cm、右足が24.3cm。
前足部の周囲は、体重を乗せた状態で、左24.5cm、右24.5cm。
体重を乗せてない状態で左22.8cm、右22.9cm。
足の長さと、体重を乗せた状態の前足部の周囲は、通常同じくらいになるとのことで正常。
体重を乗せた状態と乗せない状態の周囲は、1cm程の差が出るのが通常で、鍛えられてない足や、異常のある足では、この差が少ないそうです。
私のように左で1.8cm、右で1.7cmも差がある人は来店以来初めてとのこと。
足の接地状態もほぼ理想的で問題なし。気になる点として親指や小指の外側の印影が薄いとのこと。
これは、日常靴の紐をきちんと締めないで、中で足が動くような状態で過ごしている人によく見られるとのこと。
仕事中は、サンダルなので当てはまります。普段履きの靴も紐は緩めたままです。
足裏や、立位の状態も問題ないため、普通にインソールを成形することとなりました。
料金は、成形費込み15,552円。時間は全部で45分程度でした。
できあがったインソールを履いた感触は、足裏の密着度が良くて、変に当たるところが無い。スーパーフィートに比べて、土踏まずの突き上げが少ないといったところでしょうか。
この日一日ショッピングで履いてましたが、足裏の疲労が少ないというのは感じました。
触った感触は、スーパーフィートがさらっとして表面がちょっと硬い感じ。シダス ランプラスは、湿った指で触るとしっとり感があり、滑りにくい感触。
私は、多汗症で、足もすぐ蒸れてしまいます。ですので、シダスのほうが足裏のジメッと感は強く感じました。
その後、距離20km、累積標高2,000m overの日帰り山行をしてみました。
山行後半、両足とも親指外側に痛みが出て、さらに長距離歩くと、マメになりそうな状況。これは、今までも良くあることです。下りでフォアフットを多用すると痛くすなる部分です。
機会があれば、ロードを走ったときの状況も追加報告してみたいと思います。
左:使い古したスーパーフィート緑。中:スーパーフィートオレンジ。右:シダス ランプラス。
重量は、オリジナルが片足20g。スーパーフィート オレンジが42g。シダス ランプラスが59gでした。
スーパーフィート オレンジのヒールカップ
カスタムインソールのヒールカップ
スーパーフィートを横から
カスタムインソールを横から
スーパーフィートを後ろから
カスタムインソールを後ろから
二つを後ろから
裏側
スーパーフィート オレンジの厚さ。実測約4.8mm
シダス ランプラスの厚さ。実測約5.5mm。カタログ値5mm